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2025年 3月 12日 理系科目の勉強の仕方【江原】
皆さんこんにちは。担任助手の江原です。毎日花粉と戦っています。去年までばっちり効いていた飲み薬でも今年は対抗しきれないようで脅威です。ぐぬぬ。
今回のテーマは理系科目の勉強の仕方。なかでも私は数学と物理が比較的得意だったので、主にここ2つについてお話しします。
どちらにも共通するのは、「公式や法則を考え方から知って納得する」→「実際の問題で使ってみる」という工程です。
数学の場合は公式の証明の課程、物理の場合は法則や式の成り立ち方まで見るのがおすすめです。単にA=B+Cのような等式を詰め込むよりも、結果的に覚えやすいし応用がききやすかったりするはずです。例えば数学の三角関数の公式の一部なんかは、実は少し他の公式の文字を置き換えるだけであったり、全て暗記してしまうよりも導き方を知る方が楽な場合すらあります。物理においてもgやtなどの文字の羅列(のように見えてしまうもの)を飲み込むよりも、式の意味を知れば理解しやすくなるのではないでしょうか。
実際に使ってみようというのも、RPGにおいて、「武器は持っているがどう使えば敵を倒せるのか知らない」ような状況を脱するために、お試しで使っておこうという話に近いです。そして、持っている武器の種類を増やして、そしてそれらの武器の強みや活かし方をよく知ることができれば倒せる敵のレベルや種類は拡大していくというのはあるあるですよね?色々な武器(=公式、法則)を手に入れて、実際に試してみて(=基礎的な問題の演習)、倒せる敵(=テストや模試の問題)を増やしていこうというわけです。
最後、ゲーム好き以外に伝わりづらかったらごめんなさい。
この方法で満点が取れるなんて裏技はほぼ存在し得ないので、逆にいえば日々の努力がとても肝心です。公式や法則は覚えなければならない厄介者ではなく、理解することで一緒に問題に立ち向かえる味方と考えてみるとよいかもしれませんね。