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2024年 12月 6日 共通テストのみの科目の勉強【江原】
皆さんこんにちは。担任助手の江原です。12月に入り、ますます共通テストとその同日体験に向けて緊張感が高まっているのではないでしょうか。特に受験生のみんなはそうだと思いますが、緊張はこれまでの努力の裏返しでもあるはずです。これまでの努力が形になるかどうか不安に感じたり、実力を出し切れるかどうかと心配になりますが、それだけのものをみなさん一人一人が積み重ねてきたということです。緊張してないと無理に言い張るよりも、緊張するほど私は頑張ってきたのだと自信を持って直前期の勉強に取り組んでいきましょう。
さて、今回のテーマは共通テストのみの科目の勉強についてですね。二次、個別試験でも使う科目と比べると優先度は下がってしまいますが、合否を左右する部分の一つには違いないので決しておろそかにはできませんね。直前期には特に各教科でしなければいけない勉強に対して時間が足りないと感じる場面も増えてくるため、科目が多い人はその管理も意識せねばなりません。
個人的な意見として、大切なのは「割合」です。それは普段の勉強の中でどれだけの時間を割くか、全体の得点の中でどれくらいを占めているのか、満点中何点ほどが自分には必要なのか、という3つの割合です。
まず一つめ、どれだけ時間を割くか。これは各個人それぞれに相応しいものがありますから、これまでの学習や頼れる人からのアドバイスを元に決定して、それを守れるように意識してみましょう。
次にその教科あるいは教科達がどれくらいの配点であるか、ですね。共通テストの配点のままの場合もあれば、多少の変化がある場合もありますよね。これは一つめの割く時間にもかかわってくるので、今一度意識していましょう。ただしここで注意したいのは、配点が低いからといっておろそかにしてはならないということです。どの教科もあなたの合否を左右する要因になり得ます。
そして満点中何点とればよいのか。当然理想としては満点をとることですが、それをしようとすると他の教科にまでは手が回らなくなってしまうという人がほとんどでしょう。そのため、合格者平均などのデータや自分の得意科目、苦手科目を参考にして本番にとるべき点数を明確にしましょう。そうすることで必要以上の緊迫感に追われることなく冷静な勉強ができると思います。
受験の不安は勉強でしか解消されない、とはよく言われていますが、その勉強の中にも工夫や考えが必要になります。大変に感じることはむしろ正解で、だからこそやりきったときに自信もつくはずです。寒い中でも頑張るみんなを応援しています!