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2024年 9月 12日 科目の優先順位【岩崎】
こんにちは!岩崎です!
秋ですね。受験生は、受験前最後の夏がもう行ってしまいました。
ここからみるみる寒くなり、いよいよ受験本番という雰囲気になっていきます。
今日のテーマは、科目の優先順位についてです。
蒲田校に登校してまず始めに、受付のスタッフと一緒に今日の勉強計画を立てていると思います。
この際によく考えてほしいのが、科目の優先順位です。
優先順位の考え方の基本は、勉強の目的から考えることです。
成績が順調に伸ばせる生徒、コンスタントに努力できる生徒は例外なくこの考え方が身についています。
裏返していえば、この考え方が身につかないままでは、成績が伸びにくい勉強になってしまいがちです。
受験生だけでなく高2以下の生徒も、今のうちから自分で目的を考えて勉強する習慣をつけておきましょうね。
例えば、過去問演習をすることを考えてみましょう。
過去問演習の主な目的は、自分と志望校レベルとの差(=自分の点数と合格点との差)を認識することです。
過去問の点数が全科目でそろわなければ、合格点との差は見えてこないですよね。
つまり過去問演習においては、科目の優先順位はつかず、全科目で演習していくことを推奨しています。
受験生が一生懸命取り組んでいる、志望校別単元ジャンル演習(以下単ジャン)を考えます。
単ジャンでは、自分の苦手単元を重点的に演習することが可能です。
苦手な部分を潰すことが点数アップの一番の近道なので、安直なようですが左上から順番に解いていくことを推奨するのです。
しかし、科目に偏りが出過ぎてしまうと、英語のような感覚的な科目の実力が落ちてしまいます。
つまり、【基本的には上の単元から順に、ただ一日で全く触らない教科を作らないように】演習していくのが最善でしょう。
是非、参考にしてみてください!
英検の直前期や、模試の前など特別な事情によっても科目の優先順位は変わってきますよね。
臨機応変に考えて勉強していけると、大学入学後も困らずに生活していけるのかなー、とも思います。
以上です!