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2024年 7月 26日 勉強時間の配分【江原】

皆さんこんにちは。担任助手の江原です。大学生としての初の夏休みが迫ってきていてなんだかワクワクすると同時に、期末テストなどの油断ならない要素がまだまだ控えているのも事実。複雑な気持ちです。とはいえやることは変わりませんので、頑張ろうと思います。

今回は勉強時間の配分について。ある意味、テストの近い私にも重要な話かもしれませんね。

私の場合は、数学が二次試験で最も配点の比が高い教科であったため、それにあわせて最も鍛えるべき教科でもありました。そのため、数学や次いで配点の比が高い理科科目を軸にして残りの時間を考えていました。もちろん模試での教科ごとの成績や自分の感覚で変動はありましたが、全体では数学3割、物理と化学合わせて3~4割、英語が2~3割、文系科目は残りの1~2割ほどの時間を使っていたと思います。志望校の配点や、この教科で得点を稼ぐ、というような戦略的な基準を参考に決定するのはおすすめです。ここで気を付けたいのは、「共通テストで使うけれど、二次試験や個別試験では使わない教科」の勉強時間ですね。

1点でも高い得点のために勉強を重ねねばならないというのは当然ですが、そちらばかりに気を取られるのはあまり上手な勉強法とは言えないこともまた当然。理系ならば数学や理科が重要であるのは分かるけれど、国語や社会科目も心配で、でもそれらに時間を割きすぎるわけにもいかなくて、というジレンマのような状態には多少は誰もが陥るのではないでしょうか。

志望校や得意不得意の度合いに左右されますから絶対的な解答は無いのではないかと思いますが、最低限の時間を確保するためには模試や過去問の復習をしっかりとするのがよいと思っています。例えば暗記系であれば問題や周辺知識とまとめて覚えることで効率が上がりますし、国語や数学のような暗記以外の要素も多い教科に対しても実際の演習とあわせた勉強をすることで実践的な力を比較的短時間で手に入れやすいのではないかと思います。

勉強時間の配分となるとどうしても効率や優先度の話となりがちですが、忘れてはならないのは捨ててもいい教科など存在しないということ。たとえ共通テストでしか使わないといっても、それは実際にあなたの合否を左右する教科ですから、どの教科も手を抜くようなことはせずに励んでくださいね。相談や悩み事があればいつでも来てください!