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2022年 11月 29日 基礎を固めることの大切さ【原田】
デデン!突然ですが問題です。直感的に答えてみてください。
あなたはお祭りにやってきました。そこではくじ引きをやっている屋台があり、それに参加してみることにしました。そこにはアタリのくじが入った箱が1つと、ハズレのくじが入った箱が2つありました。それぞれ1,2,3番の箱の中から、あなたは1番の箱を選んだとします。
アタリがどこにあるかを知っている店主が、3番の箱をハズレだと明かして、こう言いました。
「どうしますか?今なら2番の箱に変えてもいいですよ。」
あなたは選ぶ箱を変えるべきでしょうか?
この問題は、「モンティ・ホール問題」という有名な問題です。最近大学の授業で出てきました。
私は最初、直感的に確率は1/2になってどっちでもいいじゃん!という風に思いました。が、確率的には変えた方が当たりやすいそうです。気になる方は調べてみてね。
調べてみても納得できない方は、聞きに来てみてください。私はブログにこれ書くために調べて納得することができました。
普段の始まり方だとなんか普通過ぎるなぁと思ったので、変えてみました。長々となりましたが、これより本編です。
さて!今日のブログは「基礎を固めることの大切さ」です。
みなさんは基礎固めしてって言われたら何をしますか?
なんとなく英単語や古文単語、公式や年号を覚えるってことでしょうか。
最低限問題を解くために必要な要素の勉強をやり込むって感じでしょうか。
もちろんそれを間違いだというわけではないです。が、少しそれだと浅い。受験は制限時間内に、問題を正確に解き切る必要がありますよね。
特に共通テストは、単語数やページ数、読み取らなければならない要素が増え、時間が足りない生徒が続出しています。実際時間が足りないという相談を受けることはしばしば。
つまり、問題が解ければそれでいいんじゃないんです。頭の中で覚えたことがすぐに引き出せて(1)、スピーディーに問題を解いていく(2)ことができれば良いんです。ここまでができてようやく基礎が出来上がってるんです。
そういう能力が求められている中、蒲田校でこの時期新学年向けに行われているイベントはなんですか?
そう!高マスオリンピックですよね!
英語の高マスは単語から熟語や文法、例文まで上記(1)の能力が問われるものですよね。英語の長文を読んでいる中でもこれが出てきたらこういう文章だってすぐに把握できればスラスラと読めるようになります。
数学の高マスも忘れずに!これは上記(2)の練習にもなります。特に私が高マス数学やっていてよくなったのは計算スピードの増加です。どうせこうやって計算するんでしょって思ってゴールまでの道を見据えながら計算するっていう風にやっていました。そうして次に利用するであろう値を先に出しておくとか、ここの変形は止めておいた方が良いとか、無駄な計算を省くようにしていました。
この機会に高マスを完璧にしちゃえば、高3になった時に昔の自分に感謝することになるでしょう。基礎固めは早いうちからやって損することはありません。意識すべきところを忘れずに、自分の力にしていってください!!